日本各地で問題となっている「空き家」の増加。
かつて家族の賑やかな日常を支えていた家々が住む人を失って空き家となり、放置されている悲しい現状です。
建てては壊す−scrap and build−ならまだしも「建てては、放置される」空き家問題事態は深刻です。
家に関わる仕事を担う私たちが、目を背けてはいけない課題なのです。
負のサイクルを断ち切って50年、100年と住み継ぐ住まいづくり。

そのためには日本の高い技術による頑丈な構造と高性能な設備
価値の上がり続ける家が多く存在するシアトルの家づくりをお手本にした帰りたくなる家づくりが必要であると私たちは考えました。

多くの人にとって家は「人生最大の買い物」と言われるほど多額のお金が必要となります。
大きな決断とともに、家族の幸せを手に入れるのです。

しかし30年以上もローンを払い続けた果てに古ぼけて価値がなくなり、誰も住みたがらない空き家となってはとても「幸せ」とは言えません。