福岡市は2012年「スタートアップ都市ふくおか宣言」を発表。
世界的大企業の創業地として有名なアメリカ西海岸の都市「シアトル」のように、企業の創業拠点を目指し、さまざまな取り組みを実践しています。

また、2014年には内閣府より「福岡市グローバル創業・雇用創出特区（国家戦略特区）」として指定され、起業や新規事業の創出等の促進で、さらなる雇用拡大を図っています。

これらの取り組みにより多くの企業が福岡で創業し、新規事業を開拓しています。
さらに国家戦略特区に指定されたことを受け、天神エリアの規制緩和を実施。
「天神ビッグバン」として新たな雇用を生み出しています。

2015年に福岡市と福岡地域戦略推進協議会が発表した「グルーバル創業都市・福岡」ビジョンでは、福岡市の強みのひとつを以下のように解説しています。
「コンパクトで豊かな自然に囲まれている福岡市は、長い歴史により作られた豊かな文化を有し、食・住・遊が近接した暮らしやすいまちです。交通の便が良く、食にも恵まれ、世界でもトップレベルの生活の質を保持しています。そのため、国内外のビジネスマンや雑誌などから住みやすい都市、働いてみたい都市として選ばれている実績もあります。」

つまりシアトルがそうであるように福岡が都市生活の質が高く、住みやすい街であることが、成功の鍵となったといえます。